派遣先社員としての自覚

派遣の薬剤師は、正社員と違って、企業や会社に派遣されて、一定期間働く社員であることから、派遣先の人間関係は、微妙な立場となる場合も少なくありません。 また、派遣先の会社では、正社員と派遣の業務を明確に分けている所と、望むむと望まざるとに関わらず、正社員と同等の業務を課せられる場合があり、待遇や立場が違っても、 こなす仕事は全く同じである場合も少なくありません。

通常、派遣の薬剤師を希望する場合、家庭との両立をするために、正社員として働けないためにこのような働き方を選ぶ人も多いのですが、 実際に正社員と同等の仕事をすることで、ともすればネガティブな考えとなってしまうことがあります。しかし、どのような形態であれ、企業の薬剤師として働く以上、 その仕事のサービスの対象は、単に患者だけではなく、契約している相手企業でもあるので、そのことをきちんと頭に入れて働くことが大切です。

企業

そして、契約期間中は、特別な事情が無い限り、仕事を休んだり辞めたりすることはできないという意識を持つことが必要で、その意識の下、 派遣先の企業や社員との信頼関係を築く努力をする必要があります。なぜなら、派遣先の企業や、社員に対して、サービスの対象と考えることによって生れるメリットは大きく、 例えば、派遣会社と企業との間の信頼関係が保たれることや、そのように働く意識がトラブルの回避に繋がったり、契約が終了しても、その信頼感から再度求人が続き、 その結果、またその仕事の紹介がもらえるという、良い循環となることが期待できるからです。

また、派遣薬剤師は、正社員では経験が出来ないほど多くの職場や、薬局で働くことができるため、いろいろな社会勉強や、人間関係、そしてスキルアップに繋がる貴重な勉強ができる場合も多いため、 ぜひ、貪欲に学べることは吸収してしまいましょう。その多くの経験が、やがては、自身の商品価値にも繋がり、さらなる時給のアップが期待できるということにもなる場合があります。

さらに、実際に、派遣を楽しむことも必要で、お金を稼ぐために働く場合には、まず、優先順位を時給に絞ることで、職場の人間関係や仕事のきつさなども、 サービスの対象とポジティブに捉えることができ、報酬を受取るために、薬剤師の仕事を割り切って頑張れるようになれるのです。 そして、派遣では何といっても自分の都合で、勤務形態や勤務期間の設定ができるため、勤務先の理不尽なことも、割り切ったり、受け流す方法を身につけることで、 自分なりの期間限定の職場を楽しむこともできるようになるでことでしょう。